- 気密性の高いマンションなどに住んでいる
- 玄関のドアを開けるときに空気で引っ張られて重い
- 換気扇を回すと音が鳴る

上記に当てはまる人は要チェック
今音がなってない人も確認してみよう。
コポコポ音の原因

原因は部屋の中が負圧になり、エアコンのドレンホースから空気を入れようとするからです。
普段音がしなくて換気扇を回すと音が鳴るのも、空気を吐き出す量に対して部屋に入る量が少ないためドレンホースから空気を吸おうとして結露した水を吹き出すのでコポコポ音が鳴ります。
対処方法
- 給気口(レジスター)の確認
- 逆止弁の確認、設置
- ドレンホースの掃除
- 換気窓を開ける
給気口(レジスター)の確認
まず部屋に給気口(レジスター)が無いか確認してください。
仕事で調査に行ったときに給気口の存在に気付いていない方が結構いました。
特に手動で開け閉めするレジスターを冬に閉めて、開け忘れている。
もしくは入居した時から閉まっていて触ったことがないという方が多いです。
気密性の高いマンション等にはレジスターがついていることが多いので、確認してみてください。
これだけで音が鳴りやむことがあります。
レジスターについてはこちら
逆止弁の確認、設置

逆止弁とは水の流れを阻害することなく、外気や虫などの侵入を防ぐためのものです。
気密性の高いマンションには逆止弁が取付られているところも多いです。
ベランダの室外機近く、配管と一緒にドレンホースが下りてきているのでまず見えるところに逆止弁がついているか確認します。
無い場合、化粧カバー(スリムダクト)の中にあるかもしれません。
縦に下りているカバーの蓋を外すと付いている場合があります。
横に伸びている化粧カバーなどには取付しないものなので、確認する必要はありません。

逆止弁がついていた場合
中にごみが溜まっていないか確認し、逆止弁を開けて掃除しましょう。

逆止弁がついていない場合
購入して取付ます。
取付位置はドレンホースがまっすぐ下に下りている部分の途中、室内機よりも1mより下につけます。
後で手入れしやすいように、化粧カバーで隠れない場所に取り付けるのがいいですね。
取り付ける場所が決まったら、ドレンホースを切ります。逆止弁の金具を外してドレンホースを差し込み金具で固定します。
ドレンホースの切り離した方を下側につけます。
差し込んだドレンホースをビニールテープで止めて完成です。


逆止弁にごみが溜まることで水漏れなどがおこる可能性がありますので、1年に1回は掃除をしましょう。


できればドレンホースは地面から5cm以上離したところで切りましょう。
地面にはわせて排水溝まで持っていくのはいいですが、虫や土、ごみが入りやすくなって詰まりの原因にもなります。
メーカーも浮かせることを推奨してますので、検討してみてください。
ドレンホースの掃除

ドレンホースが詰まることで、うまく排水できずにコポコポと音がなることもあります。
ドレンホースは下から入ってくるごみ、室内機から流れてくる埃などが原因で詰まることがあります。
そういう時はサクションポンプを使用してごみを取り除きましょう。
ドレンホースに挿して取っ手を引きます。
引いたら一旦外してごみが流れるか見ます。
抵抗があるならもう一回引きましょう。
引いた後ドレンから離す前に押すのはやめましょう、室内機から水が出たりする可能性があります。
スッと抵抗なく引ける場合は詰まっていません。
換気窓を開ける
上記の対処方法で直らなかった場合
換気窓、または窓を少し開けることで、ドレンホースよりも窓から空気が入りますので、音を止めることができます。
しかしこれは応急処置になりますので、解決するのであれば業者に連絡して、給気口を設置するなりした方がいいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
問題は解決できそうでしょうか?
逆止弁は簡単に付けれて防虫にもなりますのでおススメです。
年末の大掃除に逆止弁の掃除とサクションポンプでドレンホースの掃除を追加してみませんか。

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